2025年度のマーケティングおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2025年度のマーケティング成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月19日の時点で一番の2025年度のマーケティングおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

61.6 1 2025年度のマーケティングアニメランキング1位
黒岩メダカに私の可愛いが通じない(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (100)
237人が棚に入れました
容姿端麗! スタイル抜群! 川井モナは、息をするようにモテる女!! しかし、そんな彼女に見向きもしない転校生・黒岩メダカの登場で、モナの学校生活は一変する! 「今までずっと、チヤホヤされて生きてきたのに!!」 あの手この手でメダカをオトそうと大奮闘! 時にはちょっぴりカゲキなことも!? モテ女子×禁欲男子のラブコメディ、大勃発――!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 悪くはないけど積極的に見たいとも思わない、と言うレベルですねえ。

第1話 昭和昭和回帰感はありますが、ヒロインのモノローグは面白いかも

{netabare} 90年代?いや、むしろ昭和?モテる女子と無関心な男。その基本構造の安易さは正直噴飯ものです。それとネタバレが早すぎです。

 一方で可愛い子に川井と言う苗字をつけるセンスでコメディ色が強いのは予想が付きます。川井のモノローグを楽しむ感じですね。そこが昭和との違いでヒロインがいい子じゃなくて、ちょっと黒い心があるのがいいですね。キャラ的には「ダンダダン」のアイラとカブリますので流行りなんでしょうか。

 結果的に、テンポが良くて見やすい事は見やすいし、ちょっと面白い効果がありました。あとは雰囲気的に主人公の黒岩がモテるのでしょう。サブキャラ頼りになる展開はEDで予想が付きます。

 それと、これも昭和回帰ですが、最近は女子の下着は解禁の傾向なんでしょうか。ロシデレとかもそうでした。着衣の文化的意味とか羞恥心の心理学などによると、隠せば暗いじめじめした性的意味が付与されます。少年の心理的にアニメで下着とか裸を規制しすぎないのはいいんじゃないでしょうか。無理な作画で鉄壁ミニスカにしたり、変なビキニアーマーやミニスカユニフォームよりよほど健全です。

 全体的に真面目なラブストーリーなら切ろうと思っていましたが、普通に面白く見られるかもしれない感じでした。昭和回帰が、ちょっと新鮮だし週一で見る分には良いのではないでしょうか。{/netabare}


2話 期待以上でも期待以下でもなく。週1ならいいかな。

{netabare} 内容的には期待以上でも期待以下でもない、及第点よりちょっと上で週1なら見られるかな、という作品のようです。見返すことは多分一生ないアニメだと思いますが、曜日の関係で他に重ならないので多分見ると思います。(全修、受付嬢をいつ見るかによりますけど、全修が怪しいし)

 あえて言うなら、最近の作品の傾向でもありますけど、可愛いを売りにするならもうちょっと女子の作画は頑張ってほしいかなと思います。

 一方で、モノローグが重要な作品ですが、モナの声優さんいいじゃないですか。何年か前からサブヒロイン級の役でごくたまに見かけるかなという人だったと思いますが、良いと思います。関西弁本場の人からするとどうか知りませんが、こだわりがない私からすると内容とキャラとあっていてここは加点要素ですした。

 ハーレム化が上手くいくかどうか…でしょうけど、つぼみちゃんはどうなるんでしょうか。そこもちょっと面白いポイントでした。{/netabare}


3話 悪くはないけど積極的に見たいとも思わない、と言うレベルですねえ。

 うーん、面白くないとはいいませんが、テンプレだらけでした。お化け屋敷とか、隠れて接触プレイとか。モナのモノローグだけ何かやりながら聞いている分にはいいのかな、というくらいです。

 で、やっぱり作画が気になるなあ。ギャグなので重要じゃないし気にしなければ見られるレベルなんですけど、可愛いをベースにした作品ですのでそこがなあ。いや、モナがそれでも可愛い系の少女だとわかるのだから大したものなんですけどね。EDの鉛筆画風のモノクロームの絵の出来がいいので、もうあれでいいじゃん、と思わなくはないです。

「黒岩メダカ コミック」で検索して元の無料部分を見ましたけど、絵はとても綺麗です。目を引くのが手指の作画です。とても正確に書いています。
 とはいえ、多分イラスト系の上手さなのでコミック的な動きは弱いです。動きは集中線でなんとかしている感じです。コミック的構図、パース、デフォルメ、画角のメリハリなどが弱いです。指が正確すぎてうるさかったりします。なので、実はヒロインのエロスはアニメの方が感じます。絵がうまいアダルトコミックは魅力がないとかそういうものかもしれません。その点ではアニメの作画水準は怪我の功名だし、良くキャラデザを考えたなと思わなくはないです。

 なんとなく見ている分にはいいですけど、レビューするほどでもないです。なので一旦レビューは休んで、ステータスは中断。最終話まで見れたら再レビューします。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 5

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

このギャグのセンスはアリアリのアリです。

なんかまあOPのダンスがアレで軽く炎上してましたけど、またしかにアレはな~。

まあレビューみてますとなかなか手厳しいご意見の方もいらっしゃるようですが、ボクはこのギャグのセンスはアリアリのアリです。ってゆうかひさびさに大笑いして見とります。

川井モナと黒岩メダカとのやり取りがもうおもろすぎですわ。

基本、モナちゃんが『きゃわわ~』って来てもメダカが『いややめて』ときて『なんやとぉ~ごぅらぁ!』となるとゆーパターンの繰り返しなのですが、それがなんかいちいちおもろい。

川井モナ訳の芹澤優氏がこれまたハマっとるねぇ!
大阪弁も上手。3D彼女 リアルガールのイロハちゃんとは思えん。

脇を固める声優さんも豪華。雨宮天、花澤香菜、前田佳織里とかまあキレイどころがわんさと。芝居ももーええっちゅうぐらいカワイイアレでやっとりますな皆さん。またそれがおもろい。

製作スタッフ陣でボクなんかが知ってる方はあまりいてはらへんのですが音楽がゆるキャン△の立山秋航氏ではないか!
でも全然ゆるキャン△ぽい劇伴やないんでエンドロール二度見したがな(笑)。うーんさすがやっぱり作品に合わせた曲書くのね~(あたりまえか)

とゆーわけでこのギャグセンスにハマっとります。
おもろいです。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 6

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

スラップ・ベイティング

みんなだいすきマガジンラブコメ
既刊17巻累計190万部ってマジかよおまえらチョロすぎ


どれどれ…ヒャッハー!!虫ダンスだぜえええ!!ってか

ブリンバンバンやしかのこみたいなやつ一丁!ってなミラクルを押し付けられた無茶振りに応えようと頭を捻った施策か。原作の魅力最大化とか原作リスペクトとかそんなのどうでもいいもんね。バズればよかろうなのだマーケティング。低コストでキッズをキャッキャさせよう!で大成功!ククク…計画通りッで今期最大の話題作へとライジング。ヒャッハー、オタクはやっぱチョロいぜえええっなんて喜ばせたらアカンでしょ。こんなんで話題になるならどいつもこいつもクソダンスでバズれ!の大号令ですぐに汚染されてしまいそう。来期は安易にパクって盛大にスベる作品が出てきそうだし、さらにそれを叩いたところでそれも掌。これも人間の業ってやつか。ククク…やはり人類は愚か…。さあ、お前の罪を数えろ。

釣るやつがわるいのか。釣られるやつがわるいのか。原作ファンはちゃんと怒れよ。




OP・フィット感抜群だが映像はもっと頑張れ
ED・てえてえ雰囲気でハマり具合がすごい

01
久しい感じの設定

少しでも調整をミスるとただのビッチになりそうだがそこは現代風な調整。流石ラブコメ王者のマガジン編集者はいい仕事する。昭和の古典だとドギツイ関西弁で腹黒さを押し出したギャグ作品になるのだが、それだとユニコーンさんが傷ついてしまってビジネスにならない。今はアクスタ売ってなんぼ。

完全にギャグ向きなこの設定を「無理して強がってるモナちゃんかわいそう!せちゅない!おうえんしゅりゅ!」として成立させるとはマジで驚き。勘違いギャグ成分を犠牲にしながらイラスト映えするキャラデザで微エロ成分をマシマシ。キャラクターが破綻する境界線ギリギリでバランスさせるという、かなり繊細な調整にて擦られ古典設定をキュンキュンラブコメとして再構築。なんて凄まじい仕事。つよい。マガジンはやはりつよい。

原作では最初からメダカは完全にモナを意識している一般的な高校生男子として表現されている。ただ我慢してるだけというネタバラシもアニメよりもサクッと開陳。しかしアニメでは彼の内面描写はカット。ネタバラシもややもったいぶってるし、毎回眉間にいちいち手を添えるわけでもない。わかりやすいだろうとのアレンジか解釈違いなのかよくわからんが原作まんまでよかった気はする。何かしら手を加えないと仕事してないと思われるのを回避する、ジャパンあるあるの「仕事した感」を出す意味ナシ改変かな。クソですね。

ギャグが主題でないならもうすでに設定は使い切っている。ED見る限り追加キャラ多数でなおかつ声優もメイン級なので、皆が皆メダカに特攻しては散っていくラッキースケベカタログなのかな。まあマガジンだもんな。そうはいうてもこれで17巻ってそれはそれですごい。多分サブキャラでかわいそうかわいそうがんばえーなギャン泣き展開するんでしょう。はいはい。

売れ線コピーと並走して振れ幅の確保も忘れないマガジン仕事術の真髄。流石である。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 2

62.3 2 2025年度のマーケティングアニメランキング2位
日本へようこそエルフさん。(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (76)
237人が棚に入れました
エルフさんは日本の文化に興味津々!? 社会人の北瀬一廣の趣味はとにかく寝ること。 彼は、幼い頃からいつも夢で見る不思議な異世界で、胸躍る冒険をしていた。 ある時、仲良くなったエルフの少女と古代遺跡を探索していた時に、運悪く出くわした魔導竜にブレスで焼かれてしまう。 夢から覚めると、部屋にいるはずのないエルフの少女が隣で眠っていて――

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

異世界転移の仕方に独自性があり、エルフも可愛い

異世界転移の仕方がありふれていなくて良いですね。

夜眠ったら異世界の夢を見ている、と思ったら異世界転移していたと。
死んでも現実に戻って目を覚ますだけ、また眠ったら続きが見られる…
なら、まあ夢だと思いますな。

弁当がちゃんとなくなっているなら夢遊病になった自分が食べているのかとか気になると思いますが。
まあ良いか。

そして日本に来ることになったエルフさんが可愛いですね。
日本、そして異世界での2人の冒険が今後も楽しみです。


…どうでもいいですが、主人公めっちゃ上級国民ですね。
25歳で、スカイツリーが見える都内1LDK以上の高層マンションに1人暮らしで住んでいて。買えば億、賃貸なら月20万くらいでしょうか。
車も結構でかいですよね。
年収は一千万程度ですかね。それで毎日定時退社か。親の金かもしれませんが。
お前こんなことなくても結婚相手には困らないだろう、と思いました。

全話感想
地味な作品であったことは否定しませんが、なかなか良かったと思います。
エルフさんことマリアーベルが可愛かったですね。
そしてそれで文句なし、十分です。

ハーレムではなく、他の女性はドラゴンといい日本でも人妻ばかりという。完全一対一ですね。
ハーレムを描く気が無いならそれで良いと思います。
2人の恋模様をゆったり描いていてなかなか良かったと思います。
冒険の方はそんなに活躍するでもなくテンポが良いでもなく、とにかく地味ではありましたが…。

でも、私はこの作品、結構好きでしたよ。

てか転移している間は消えているのね。
そりゃ育ての親にはバレバレですわ。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 3
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

マリーを愛でる作品

まきしま鈴木による原作小説は、『小説家になろう』から『HJノベルス』(ホビージャパン)で刊行中(既刊10巻、未読)。
青乃下によるコミカライズは、『コミックファイア』(ホビージャパン)にて連載中(既刊11巻、既読)。
アニメは全12話(2025年冬)。監督は、『理系が恋に落ちたので証明してみた。』などの喜多幡徹。制作は『嘆きの亡霊は引退したい』、『Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士として暮らしてます』などのゼロジー(以上、Wikipedia参照)。
(2025.3.7 投稿 3.29 第12話視聴後投稿)

ホビージャパンといえば、『クイーンズブレイド』シリーズ、『ビキニ・ウォリアーズ』、『sin 七つの大罪』での「ファンタジーエロ」路線の印象が強かったのですが、同社からコミックファイアが刊行された後は「エロ」要素が控えめに。

そして、コミックファイア作品は、『百錬の覇王と聖約の戦乙女』、『インフィニット・デンドログラム』から始まり、最近は、『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』、『新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。』と次第によくなってきた印象があります。

本作は、コミックファイアで初期から連載されていた作品なので、満を持してアニメ化といったところでしょうか。


【あらすじ】
主人公は現代日本で平凡なサラリーマンをしている25歳の北瀬一廣(CV.小林裕介)。彼は睡眠中に夢にしてはやけにリアルな剣と魔法のファンタジー世界に行くことができるという特殊能力を持っていた。

いつものように夢の世界を冒険していたカズヒホ(※夢の中での一廣の名前)は、既知の仲であったエルフの精霊魔法使いマリアーベル(CV.本渡楓)と共に遺跡を探索中、魔導竜ウリドラ(CV.内山夕実)のブレスにマリー(※マリアーベルの愛称)ともども焼かれてしまう。しかし、これは、あくまで一廣の夢のお話。彼は目覚めれば無事なのだが、起きるといつもとは違って夢の世界の住人であるはずのマリーが傍らで寝息を立てているのだった。

こうして一廣は現代日本でマリーと共同生活を始めることに…


【マリーを愛でる作品】
Youtubeの東映ビデオチャンネルで3月2日に配信された『生配信ですよ、エルフさん』特番では、2024年末に結婚報告があり、その後、初共演作となる小林裕介・内山夕実夫妻がそろって特番に登場ということで作品より話題に(笑)
(※内山さんがこれまでのイメージと違って夫に手料理を振舞っているらしく、そのことを口外してもいいかどうかについて夫婦会議がなされたそう(笑))

もっとも、その特番でちゃんと小林さんが宣伝していたように、本作は「マリーを愛でる作品」。異国の美女を日本で観光案内するというのが一番近いイメージ。見目麗しい異世界人が現代日本の(食)文化に触れてするオーバーめのリアクションを(色々な意味でよだれを垂らしながら)見守る作品となっております。

設定としては、『江戸前エルフ』のエルダと同じで、異世界人が現代日本に転移してくるというファンタジー作品。ただ、異世界に戻れないわけではなく、カズヒホが眠るとマリーも一緒に異世界に戻れるので、現代日本と異世界を行ったり来たりするというところが本作の特徴。


【考察のススメ】
特番で小林さんが、主人公の一廣は、必ずいつも定時に帰宅する25歳の平凡なサラリーマンのはずなのに、スカイツリーの見える高層住宅に住んでいたり自家用車を持っているなど、何の仕事をしているのか謎と言っていました(笑)

確かに、これらを自分で稼いだ金でそろえた前提だと矛盾するので、例えば、両親が亡くなって、その遺産を譲り受けたと考えれば、ご都合主義といわれそうですが一応説明はできます。
(※第11話で、{netabare}一廣は母子家庭だったことが明かされるも父親と離別した理由までは明かされず。{/netabare})

他の設定についても、主人公が一廣なのに「カズヒホ」という変な名前を変えようとしないのが不自然という意見もあるよう。

もっとも、本当に異世界転移なら、Aさんに対して「サトウ」と名乗って、Bさんに対して「スズキ」と偽名を名乗ってもいいわけで、そもそも「カズヒホ」という戸籍に登録したような変更できない名前があることが変なわけです。

これに加えて、第1話で「夢の中のカズヒホ」と「現実の一廣」の姿が違うこと、腕に着けたデバイスから異世界の正確な時刻がわかることを併せて考えると、「一廣は異世界ではなくゲーム世界に転移した」という推測が成り立ちます(※ゲーム世界なら、最初に名前を入力することも納得できる。)。

また、ゲーム世界なら、そのゲームを作った存在がいるはずで、第1話で探索することになる古代に文明が発展し住人が謎の失踪を遂げた「ナズルナズル遺跡」は、そのゲームを作った存在と関係があるのではないかという考察もできる。

「カズヒホ」?なにその変な名前で終わってしまうより、こう考えた方が話も広がって愉しいと思うんですよ。

まあ、こういう視聴者の反応をみていると、アニメ制作者が説明過多になるのもわかるんですが、前回の『ダンダダン』のレビューで指摘したように、アニメは基本的に画で伝える媒体。
だから、個人的には、映像としての魅力にもつながると思うので、できるだけ画で伝える工夫を続けて欲しいです(※優秀なアニメーター不足を言葉による説明で補っているとみることもできます)。


もっとも、特に「なろう」原作は、考察するとかえってアラが気になってしまうような作品が多いことも事実。

例えば、本作の第1話だと、ウリドラに燃やされたとき、一廣自身は夢の中で死んでも無事なことを知っていてもマリーまで無事なのか分からないのに、やけに落ち着いていた。一廣は、マリーの安否がわからず少なからず彼女に好意を持っているのなら、マリーを心配するのが普通だと思うので、これはマリーが無事だという結論ありきのご都合主義展開だと思います。
また、一廣は現代日本に転移直後で右も左もわからないマリーを部屋に一人残して外にサイズもわからないマリーの服を買いに行く。とりあえずマリーにTシャツなんかを着せて現状説明が先だと思うので、「マリーの着せ替えシーン」をとにかく早く視聴者に見せたかったんでしょう。これもご都合主義展開だと思いますが、「マリーを愛でる作品」というコンセプトが出たシーンともいえます。

でも、娯楽でストレスためても仕方ないんで、個人的には、間違い探しをするより、どうしたら矛盾せず説明できるか考えながら観た方が愉しくみられるんじゃないかと思ってます。

ちなみに、第1話でラストへの伏線がきちんと張られている作品は良作なことが多いので、視聴する作品を早期に見極めるうえでも、そういう視点があるといいいかもしれません。


【感想】
で、考察を勧めておいてなんですが…、本作は、上でも書いたようにストーリー展開に雑なところがあるので、例えば、第11話で、{netabare}一廣が祖父のことを「あの人」と呼んでいたり、よそよそしい言葉遣いをしたりしていて心理的な距離を感じるのですが、コレ、わざとやっていて何かの伏線なのか、そうじゃなくてただの一廣の素なのかわかんないんですよね…

この辺の情報を補完することは、原作改変にあたらないと思うのでアニメ化にともなって積極的に情報を補って欲しいところでした。


その辺を気にして12話を観ましたが、一廣は、母子家庭だったのに母親にも捨てられ、現実世界ではあまり楽しそうではなく夢の世界に生きるようになったということのよう(※真相はよくわからないですが、普通に一廣の性格形成に影響ありそうなんですけど…)。

祖父が不幸な境遇にあった孫である一廣を温かく見守っていたというのはわかるんですが、一廣がその祖父のことをどう思っていたのかが分からない。
(※漫画を読んでるときは、そこまで気にならなかったんですけど、アニメ化でその辺のアラが気になる作りになってしまってます。)

結局、1クールでみたとき、回想シーンでも祖母や父親に深く触れられておらず、主人公である一廣の掘り下げが弱かった印象。なので、一廣の心理がよくわからず、「一廣とマリーとの恋愛ものというより、どうしても観光案内という印象が強くなってしまう」作品でした。

ちなみに、漫画は続きがあるので、2期あるかも…しれません。{/netabare}

投稿 : 2025/04/19
♥ : 6

レオン博士 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

異世界に行かないでエルフさん

日本に来てすごいすごい言ってはしゃぐエルフさんと同居生活する話だけど、異世界でも一緒に冒険します
日本編は男性向けのラブコメ、異世界編はインスタントなろう系
エルフちゃん目当てに見る人なら楽しめそうだけど、私には合わなかった

エルフちゃん以外の顔ひどい・・・主人公の顔変わりすぎ
異世界の世界観が十分に語られてなくて、ぜんぜん面白くない

一番合わなかったのはカズヒ「ホ」っていう変な呼び方
聞くたびにモヤッとするのでだんだん見るのがイヤになってきました

投稿 : 2025/04/19
♥ : 11
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